２月２６〜２８日に行われましたデザイン百覧会で、かごしまフィルムオフィスも展示を行いました。
今回は、映画「００７は二度死ぬ」と映画「ホタル」の撮影風景を中心に、写真、ポスターを展示しました。
「００７は二度死ぬ」は、今年でちょうど撮影から５０年をむかえます。
当時は、太秦の美術が半年前から入って、町並みを映画の風景に変えていったそうで、それはそれは大規模撮影だったそうです。
当時、小学生だった宮内一朗さんもエキストラとして参加し「カメラ見ちゃってね、なんどもNG出したよ」と笑って教えてくれました。
最近では、日本各地で撮影された中でも、坊津秋目が一番ロケ地として当時が残っているとのことで、「００７」ファンが訪れているそうです。、鮮魚のおいしいお宿「がんじん荘」では、「AKIME SUMMIT」も開かれていて、ファンの聖地になっています。
ぜひ、一度南さつま市坊津秋目にも足を延ばしてみてください。
映画「ホタル」は、高倉健さんたっての企画映画です。今年は、亡くなられて、三回忌になります。早いですし、まだ信じられない気がします。
こちらも、鹿児島を舞台に約１カ月間、垂水市海潟漁港で撮影が行われました。
撮影に協力した川畑興實さんから、サイン入りポスターをお借りして展示を行いました。
映画の中で出てくる「とも丸」は、川畑さんの奥さんのお名前なんだそうです。
川畑さんとは、高倉健さんが亡くなる昨年まで年賀状のやり取りがあったとのことで「年賀状が届かないから寂しいね」と話されましたが、
映画の中には桜島をバックにしていつでも、高倉健さんがいつづけてくれるのが、うれしいです。
